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女性に多い膣カンジダはどんな性病なのか知ろう

2020年04月04日

女性は性感染症の中でも、膣カンジダ症になる人が多いと言えます。これは他の性病と異なって、性行為が原因でなくても発症する病気なので、性行為以外の生活習慣などにも気をつけておかなければ発症してしまうことがあるのです。多くの性感染症はコンドームなしでセックスやオーラルセックス、アナルセックスを行うことによって感染するのですが、この病気はわけが違います。膣カンジダ症が起こる原因の多くは、ストレスや疲労の蓄積などによって免疫力が低下することで、女性の膣内にいるカンジダ菌が異常増殖を引き起こすというものだと言えるのです。カンジダ菌は膣内に存在していても不思議ではない常在菌なので、誰がいつ発症してしまってもおかしくはないでしょう。

カンジダ症はストレスや疲労以外が原因となる場合もあります。妊婦さんや糖尿病患者は、子供を授かって妊婦さんになることで膣内環境が変化して発症しやすくなりますし、糖尿病患者は白血球数の減少から免役システムが上手く機能しなくなってカンジダを発症することもあるのです。目には見えませんが体内の環境が変化すると、自己感染してしまう可能性が高くなります。他にもホルモンバランスの乱れや生活環境の変化、食生活の乱れや睡眠不足などが影響して発症することもあるので注意しておきましょう。

膣カンジダ症になると、おりものに大きな変化があらわれますが、ヨーグルト状や酒粕状のおりものが分泌されるようになります。通常のおりものは、ほとんど色がなくさらっとしていたり少量の粘性がある程度なので、白く濁っていたりヨーグルトや酒粕のような形状のおりものであれば、カンジダ症になっている可能性が高いと言えるでしょう。カンジダ症を発症すると、排尿時に激しい痛みを伴うことがあり、その激しい痛みに耐えられず排尿障害を引き起こす女性もいます。おりものや排尿時の異変から感染に気づいたら、すぐに治療を開始することが大切です。

膣カンジダは抗菌薬を用いることで治すことができます。放置していても自然と症状が緩和されることもありますが、抗菌薬を用いたほうが長い間痛みに苦しむこともありませんので、早い段階で治療を行うようにしたほうが良いと言えるでしょう。他の性感染症の治療薬はドラッグストアで市販されていないことが多いのですが、膣カンジダ用の治療薬はドラッグストアでも市販されていることが多いので、症状があらわれたけど病院に行けないというときでもすぐに治療薬を使い始めることができるのです。

夏になると感染する人が増加するということも知っておいたほうが良いでしょう。カンジダ菌は高温多湿な環境を好むので、下着内が蒸れやすい暑い時期は膣カンジダ症になってしまう女性が増加するのです。免疫力を低下させないように気をつけることも大切ですが、下着内が高温多湿な環境にならないように、通気性の良い下着を身につけたり、汗をかいたらこまめに取り替えたりするということも大切だと言えます。

カンジダ症は男性も感染することがある病気ですが、特に多いのは女性による膣カンジダです。膣カンジダになってしまうと、おりものに変化があらわれるといった症状や排尿時に違和感や激痛があるという症状があらわれるので、感染の可能性がある場合は医療機関を受診したり、効果のある治療薬を用いて治療を進めたりするようにしましょう。多くの女性は膣内にカンジダ菌が常在しているので、気をつけていても免疫力や抵抗力が下がってしまうと発症してしまう可能性があります。普段の生活習慣を見直したり、清潔な下着を身につけるようにしたりすることが予防のひとつとなりますので、これらに気をつけてなるべく発症することがないようにすると良いです。